【8219】青山商事が大幅増配と自社株買いを発表し、株価が復活の兆しを見せています。ここから買ってもいいのか?考察してみます🤔
青山商事といえば、紳士服の青山で有名ですね。コロナ禍の時は業績が大きく落ち込み、少しずつ回復している最中だと思われます。
今回11月12日に下記の発表がありました。
従来の配当方針(年間配当下限額60円、連結配当性向40%)を変更すると発表し、新たに「連結における配当性向70%もしくは株主資本配当率(DOE)3%のいずれか高い方を採用する」との目標を掲げた。これに伴い、25年3月期の配当予想を61円から127円(前期65円)に大幅増額した。
あわせて自社株買いの実施を明らかにした。取得上限は150万株(自己株式を除く発行済み株数の2.98%)、または30億円。期間は11月15日から来年3月24日まで。
配当方針を変更したのはPBRの是正のためでしょうか。株主還元を強化してくれるのは株主にとっては嬉しいことですね!
財務と配当金&株主優待
自己資本比率53%は財務面では問題ないと思われます。PBR0.6倍で株価は割安といえます。
配当金の推移を見てみると、コロナ禍で配当金がゼロになっています。こういう時に無理しない企業が後々復活するのでしょうね。2018年には1株配当170円まで出しているので、今回の127円はさほど高くないかもしれません。
株主優待は20%割引券です。
今期業績予想と配当金
直近の第二四半期決算が悪かったものの、通期の業績見通しは上方修正しました。
25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比71.2%減の5.1億円に大きく落ち込み、従来予想の14億円を下回って着地。しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の133億円→138億円(前期は125億円)に4.1%上方修正し、増益率が6.4%増→10.8%増に拡大する見通しとなった。
日足のチャートを見ると、増配の発表から大きく窓を開けて上昇しています。現在株価で配当利回りが5.7%の高配当株になっています。
月足チャートを見ると、三角持ち合いを形成中です。
株価は2018年の高値4515円→2020年安値446円と2年半で1/10になっていました。そこから4年で5倍になりましたが、それでもまだ半値です。
月足チャートもゴールデンクロスしており、徐々に上昇していきそうな雰囲気ですがどうでしょうか。個人的には押し目を狙っていきたいと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
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