kinko
こんふぁみ〜♪
最近、ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)よりもROIC(投下資本利益率)の指標を用いる企業が多くなっています。

この記事からROICとは、
- ROICは調達したお金を使って効率的に利益をあげられたかを測る指標
- ROICは「本業からの稼ぎ」に重点を置いている
- ROICはROE・ROAの問題点を解決した指標
- ROICから企業の成長トレンドが分かる
つまり、企業が事業のために投じた資本(株主資本と有利子負債など)に対して、どれだけ効率的に利益を生み出したかを示す指標です。
ROICは特に経営者目線で、事業の真の収益力を測る指標として重視されます。ROEとROEの中間、良いとこどりした指標といったところでしょうか。
ROIC計算式

ROICの数字が高いほど投下資本に対しての利益率が高いです。
くだけた言い方をすると、企業が借金と株主から集めた資金を使ってどのくらい効率よくお金を回転させているか?って事です🤭
セクター別ROIC平均値
セクター(業種)によってROICの値がずいぶん変わります。
一般的に、設備や固定資産が少なく、知的財産やブランド価値が収益の源泉となるセクターのROICは高く、逆に大規模なインフラや設備投資が必要な資本集約型セクターのROICは低くなる傾向があります。

情報通信セクターが高いのはわかりますが、医薬品セクターが高めなのは意外でした。
最近では、経営目標にROICの目標値を掲げている企業を見かけますから、各セクターのROICの平均値を頭に入れて財務指標を見ていきたいと思います。
ヤフーファイナンスや株探など一般に見られる株価指標では、まだROEが主流なんですけどね!😅
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