先週末は日経平均株価が大きく揺れ、1日の値幅は1500円に達しました。
日銀の利上げ見送りは想定内とされていましたが、年間3,300億円のETFを売却するという発表は市場を驚かせました。
あの北浜先生ですらびっくりしてます😅
【北浜流一郎のズバリ株先見!】楽観・悲観に偏らず、出遅れ銘柄を仕込む!
売却額は時価ベースにすると年間6,200億円になるそうですが、東京証券取引所の1日の出来高が5兆円前後もあるので気にする必要はないと思います。
日銀がETFを売却する理由は、
・市場機能の回復←日銀が大量にETFを保有していると市場の流動性が悪くなるから
・日銀の財務安定化←将来的な株価下落による財務リスクを軽減し、日銀の健全な経営体制を維持する目的
・金融政策の正常化←物価目標2%を達成し、異次元の金融緩和は必要なくなった
つまり、日銀が市場を下支えする必要がなくなったから、市場のことは市場に任せる!ということです。
売却には100年くらいかかりますので、もっと大きく売ってくるでしょうね。ETFの買い付けをやめる時はひっそりとやめましたし、表でニュースになっていることには裏がありそうです🤭
金融引き締め開始か?
物価上昇をコントロールするには、利上げか金融引き締めをすることです。
物価が上がっているにも関わらず、利上げを見送ったのは政府の債務金利の上昇を懸念して(忖度)のことだと思います。国債の利払いが増えるのは困りますからねー
では、金融引き締めを始めるのかしら?と思って調べてみると、すでに11ヶ月前から始まってました!8月末時点での残高は643.8兆円、1年前の残高671.1兆円なので、1年間で27.3兆円(約4%)を市場から吸い上げていました。

長期チャートでは、2021年からさほど変わっていないように見えますね。

デフレ脱却のスローガンを掲げ2013年から始まったアベノミクスの異次元の金融緩和が、約10年で終わりを迎えました。
これからはインフレの時代です。
株価は上がったり下がったりしながらも上昇していくと思います。米国発の金融危機が起こらない限りではありますが…米国の債務をドルからステーブルコインへ移行することで有耶無耶にしようとしていますが、はたして上手くいくでしょうか?要注目ですねー🤔
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