少子高齢化でどんどん空き家が増えています。山奥の村では半分が空き家という地域も珍しくありません。移民や家出人、無法者といった者たちが勝手に住み着くケースも多いそうです。空き家の荒廃で家が崩れ、近隣の迷惑になることもあります。
2030年には全国平均で6戸に1戸が空き家となり、30年間で空き家の数は2倍になるのです😱
そういったことから、2023年12月13日に施行された「改正空家対策推進特措法」により、空き家を放置していると、固定資産税の減額措置が受けられなくなり、税金が6倍になります。又、相続人の名義変更も義務化されます。
私の実家も空き家になってから売却までに6年もかかり、最後は二束三文でも売れればいいという気持ちになりました。😅
こういう不動産、いや負動産をなくすにはどうしたらいいのでしょう?
負動産を回避するには?
✅ 早急に処分すること
ご近所の話ですが、高齢のご夫婦が新築を建て数年で旅立たれました。まだ家は新しく買い手がすぐ付くだろうと思っていましたがなかなか売れません。事情を聞くと相続人の娘が実家を売りたくない(両親の思い出があるから)とのことでした。あれから空き家のまま10年以上が経ち、人が住まない家はだんだん傷んできます。お気持ちはわかりますが、自分が住めないのであれば、他の方に住んでもらった方が家もご両親も喜んだであろうと思わずにはいられません。
お金をかけずに空き家を賃貸として活用する方法があります。
アキカツなどの空き家ビジネスを展開する企業では、持ち主の初期費用や煩わしい大家さん業を肩代わりしてくれます。全面的に委託するので利益も少ないですが、固定資産税分がペイできれば十分と思われる方にはよさそうです。又、都会で働いていて定年退職後に実家に戻りたい方は物件返却の時期が決められるのもいいですね。
アキカツでは2023年11月に神戸市と空き家対策で連携協定を締結しています。行政も加わっていれば安心感が持てます。
今後、こういう取り組みが全国で進められていきそうです。悪質業者なども出て来そうですから口コミなどをよく調べてから契約するようにしたいですね。
【kinkoの雑感】
古い家でもリノベすれば住みやすくなります。なんと言ってもお家賃が安いから小さな子供を持つご家庭に住んで頂きたいと思います。
子供が小さな頃に無理して新築を建てたとしても、5年もすれば中古住宅です。まして子供が汚す汚す💦あー、新築は勿体無かったなーと後悔したものです。
そして、子供が巣立てば夫婦二人の生活に逆戻りです。長い人生、3回家を建てないと理想に近づけないと言われます。家は一生ものではありません。その時々に応じて住み替えていくべきものだと思います。
最終的に今住んでいる家をどうするか?を家族でよく話し合っていき、将来的に負動産にならないように今のうちから対策を考えてみようと思います。
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