伝説の投資家、総資産800億円を築いた清原達郎さんをご存知でしょうか?
そのお方が「四季報の中で『夏号』が最も価値がある」と週刊東洋経済の中でおっしゃっています。
夏号が出る頃にはほとんどの企業の本決算出ており、今期(2025年3月期)に加えて来期(2026年3月期)の予想まで追加されるからだそうです。
四季報よりも清原さんの投資手法の方を知りたくなってしまいますね!😅
ちょうど「株の買い時を考えるチャンネル」で清原さんの書籍の投資手法を紹介されていました。その投資法は、ネットキャッシュ比率が高めの小型株に投資して株価が2倍以上になるまで待つというものです。
四季報よりこっちの本を買いたくなっちゃいますw

四季報『春号』→『夏号』どう変化?

引用元:週刊東洋経済
春号に引き続き、「続伸」が最も多かったです。しかし、数は春号の2/3に減っていて、「最高益」や「連続最高益」が5位以下になっています。つまり業績は前期より鈍化しそうな企業が多いということだと思います。
2位の「連続増配」や4位の「増配」は、業績が上がらなくても株主還元としてできることです。株主にとっては有り難いことですが、本当のところの業績が見えません。
日本企業は内部留保が多かったため、株主に還元するよう促されてきました。そのため、昨年は企業の自社株買いが過去最高でしたし、配当金も大盤振る舞いでした。
お陰で、日経平均株価はバブル期高値をあっさり超え4万円の大台に到達しました。
今期も業績相場が続くと予想していますが、セクターローテーションはあるだろうと思います。
今期業績の良さそうな業種
週刊東洋経済に掲載されていた業種別業績予想がこちらです。
前期マイナスだった業種が今年は浮上しそうです。繊維、化学、サービス業、情報通信あたりの業績が復活しそうです。とは言え、情報通信セクターの代表NTTはずっと株価を下げていますから、銘柄選定も必要になってきますね😅

逆に昨年業績が良かった石油、電気、輸送用機器が軟調になりそうです。すでに輸送用機器セクターのトヨタやホンダといった自動車業界は不祥事もあり、株価が下降トレンドに入っています。
しかし、石油セクターのINPEXやENEOSは年初来高値を更新し続けていて、電気•ガスセクターは株価が高止まりしています。
全産業では前期16.9%→2.9%への伸び率の鈍化が予想されています。この予想通りなら市場全体の株価が大きく落ち込むことはなさそうです。
今期68%の伸びを予想している繊維セクターを上げておきます。

日清紡や東洋紡といった老舗の企業が名を連ねていますね。シキボウは前期の決算が悪く配当利回りが4%超えています。
この中でkinkoが保有しているのはニッケです。株主優待銘柄として動画でも取り上げました。よかったらこちらもどうぞ♪
繊維セクターのようなあまり注目されない業種を株価が安いうちに仕込んでおくのも良いかもしれないな〜と思ったkinkoでした😅
※投資は自己責任でお願いします。
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