投資全般

【週刊ダイヤモンド】政策保有株の売却で証券会社に商機か?

kinko
kinko
こんにちは、kinkoです

今週の週刊ダイヤモンドが面白かったのでシェアします♪

『最新決算!勝ち組と負け組』というタイトルで、同じセクター内でも会社によって収益に差が出るのはどうしてか?と興味深い内容でした。

まずメガバンク3行の話、飛ぶ鳥を落とすほどの勢いで過去最高益を更新。三菱UFJと三井住友は文句のつけようのない決算でした。唯一、負け組とまでいかないけれど遅れをとっているのがみずほ銀行、その理由は消費者金融のノンバンク業務を行う子会社を持っていないことらしい。

高金利融資で問題になってた消費者金融がメガバンクに吸収され、今もしっかり稼いでいたとはねぇ…💦 カードローンのリボ払いは年利14%くらいになるから絶対やらないけどさ、電話で金利とは言わず手数料という言い方をして勧めて来るのはどうかと思う。🙄

また融資先に大企業が多いのがみずほ銀行で、中小企業に多いのが三菱UFJと三井住友ということで粗利益率が全然違うらしい。そういう話を聞くとみずほ銀行が一番堅い経営をしているのかしらね?

証券会社の明暗

記事の中で最も気になったのが証券会社の明暗です。

なんと、ネット証券の販管費が嵩み苦戦しているという事実。😅 昨年SBI証券と楽天証券は国内株式の売買手数料を無料にしてまで顧客数を増やすことに注力しました。お陰でNISA口座数1、2となったけれど、販管費率は上昇傾向です。

マネックスグループは昨年NTTドコモに49%の株を譲渡しましたし、auカブコム証券は2025年1月に三菱UFJ銀行の完全子会社になったりとネット証券の再編が続いています。

ネット証券よりも大手証券会社の利益が増えたのは投資銀行業務手数料が大きく貢献しているそうです。多くの金融資産を持つお年寄りはネット証券よりも対面式(顔が見える)の証券会社や通常取引のある銀行から投資商品を買う傾向にあるようです。

私の50代の友人でさえ、銀行で投資信託を買っています💦 同じ投信でネット証券で買えば手数料無料なのに、銀行マンに勧められるまま手数料2〜3%払うのです😅 なぜか聞くと、ネット証券を開設するのが面倒だし、何かあった時に対応してくれないと思うからだそうです。特にゆうちょオンリーの人にその傾向が強いようです。

営業利益を大きく伸ばした野村ホールディングスは、政策保有株の売り出しなどの大きな手数料収入も功を奏しています。これからもPBRの是正で自社株買いや保有株の売り出しが増加していくと思われます。

政府が謳う「貯蓄から投資へ」が徐々に実行されれば、銀行→保険→証券へと株価の上昇が移っていくのではないでしょうか。

メガバンクも地銀も保険業もずいぶん株価が上がってしまったので、個人的には証券株に注目しています。

※投資は自己責任でお願いします。

お読み頂きありがとうございました!

ポチッとお願いします🙏

にほんブログ村 株ブログ 配当・配当金へ
にほんブログ村