2024年もあと僅か、日本市場の大納会は12月30日15:30で今年の取引が終了します。昔は午前中までだったのにね…
2025年の大発会は1月6日(月)です。12月31日〜1月5日までお休みだとずいぶん長く感じますね😅
日本市場が閉まっていても米国市場は1月2日から取引します。いつものように為替が大きく動くことが予想されますので、高レバレッジをかけたFXをやっている方は気をつけてくださいね。
さて、2024年1年間の海外投資家の動向はどうだったのか?振り返ってみたいと思います。
2024年投資主体別売買状況
日本市場の6割以上を占める海外投資家の今年の売買状況は2755億円の売越しでした💦😩
ご覧のように今年の1月は2兆円超えの買い越しから始まり、春先までどんどん買いが入っていました。日経平均株価が大きく上昇し、7月にピークをつけると売越しに転じています。
9月から4ヶ月連続売り越されていた割に日経平均株価はヨコヨコで踏ん張っていました。そして、先週末に再び4万円を超えましたね♪1年で33000円→40000円ですから+21%でした🙌
セクターローテーションの兆し?
12月後半の先週感じたのはセクターローテーションが起こりそうということです。
個人的な肌感覚ですので全くアテになりませんが、たとえば銀行業が1年間で+45%だったのが先週5日間でマイナスになっています。逆に鉄鋼や化学はマイナスからプラスへと変化が見られます。
青枠のセクターから赤枠のセクターへの移動があるかもしれません。
銀行や保険などの金融セクターは株価が上昇し配当利回りが3%台に落ちています。バフェットさん銘柄の商社も株価上昇の勢いがなくなっています。
逆に鉄鋼、化学、パルプ、ゴム、電気ガスといった円安要因で売り込まれていたセクターが下げ止まる傾向にあります。JFEの配当利回りは6%近くにまで上昇するほど株価が下がっていました。
来年はこれら売り込まれていたセクターが復活し、高値圏にあるセクターが下落するなどのセクター移動が起こるのではないか?と思っています。
一般的なセクターローテーション
セクターローテーションを一般的には図に示されるように言われています。
しかし、最近は色んな要因が重なり必ずしも図の通りにはいきません。現在はインフレで業績相場だと思われますが、素材の株価は上がっていません。
来年はこのまま業績相場でいられるのでしょうか?米国経済や世界経済が傾くと一気に逆金融相場に突入することも考えられます。
どのセクターに行ってもいいように分散投資を心がけたいと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
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